たまプラーザはら内科・消化器クリニック

コラム

知っておきたい「大腸がん」早期発見の大きなメリット

こんにちは。
たまプラーザ駅 南口より徒歩2分の「たまプラーザはら内科・消化器クリニック」です。
 
食事の欧米化などに伴い、近年日本では大腸がんが増えてきていると言われています。
じつは、大腸がんは早い時期に見つければ治りやすい病気なのです。
今回は大腸がんの早期発見のメリットについてお話しします。
 
 


大腸がんってよくある病気なの?

結論からいうと、大腸がんはとても多い病気といえます。
日本人の成人男性の11人に1人、成人女性の13人に1人の割合で大腸がんになると言われています。
また、死亡原因では女性ではトップ、男性でも第3位です
 
「なにか気になることがあったら検査しようかな」と考えている方も多いでしょう。
けれども残念ながら、大腸がんの初期はほとんどの場合自覚症状がないのです。
気になったころにはもう進行しているかもしれないというわけです。
このようなことから、とくに大腸がんになりやすい40歳以上の方は定期的に検査を受けることをおすすめします。
 
 

早期発見のメリットってなに?

早期発見の最大のメリットは、治癒が可能になるということです。
 
早期発見の場合、5年生存率※は9割以上
 ※5年生存率:診断からされて5年後に生存していた方の割合。
 
早く見つければ多くの方が命を落とすことはありません。
また、外来で内視鏡を使って病気の部分を切除することができるので、入院する必要はほとんどありません。
おなかにメスを入れることもないので、術後の経過にかかる身体的・経済的負担も少ないです。
また、再発や転移が少ないこともメリットのひとつです。
 
健康診断で行われる便潜血検査は、手軽で大腸がんの早期発見に優れた検査ですが痔でも陽性反応がでます。
便潜血検査は大腸がんの初期では陽性になりにくいことも考えると、内視鏡検査を定期的に受けることが早期発見には有効だと言えるでしょう。
 
 
内視鏡検査では、ポリープやがんをその場で切除する場合もあります。
検査から治療まで一度で行えるため、大腸がんを心配される方の第一選択となる検査です。
 
たまプラーザ内科・消化器クリニックでは、内視鏡検査を実施しています。
検査の時の痛みに不安がある方は、鎮静剤を使用して痛みを感じにくくすることができます。
気になる症状がある方、検査方法を詳しく聞きたい方など不安がある場合はお気軽に一度ご相談ください。

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