「胃」の役割と気をつけたい病気
こんにちは。
たまプラーザ駅南口より徒歩2分の「たまプラーザはら内科・消化器クリニック」です。
「胃が重たいなあ」「胃が痛くて食欲がない」
こんな会話を日常では良く聞きますよね。
「ストレスかな」「ちょっと柔らかいものを食べてたら治るよ」
とあまり気にしてない方も多いのではないでしょうか。
胃の不調は、じつは悪性疾患につながっていることもあるのです。
今回は、胃の役割と気を付けたい病気についてお話しします。
胃に入った食べ物は、胃液と混ざりあいウイルスや細菌を殺菌しながら柔らかく粥(かゆ)のような状態になります。
食べたものはドロドロになるまで約2〜4時間ほど胃の中にとどまり、準備ができると少しずつ十二指腸へと送り出されます。
胃の中は通常ほどよいバランスでトラブルを起こさないように保たれているわけですが、ストレスやピロリ菌、アルコール、喫煙などによってこのバランスが崩れることで病気を引き起こすことがあります。
●胃がん
症状は痛み、げっぷ、吐き気、食欲不振、体重減少、黒色便などで他の胃の病気とよく似ています。
初期にはほとんど症状がありません。
原因ははっきり解明されていませんが、ピロリ菌の感染や遺伝、ストレス、タバコ、アルコールなどが胃がんのリスクを高めると考えられています。
●胃潰瘍
胃の中の粘膜が、多く出過ぎた胃酸によってダメージをうけ炎症を起こしている状態です。
症状は鋭い痛み、吐き気、胸やけ、吐血、黒色便などです。
ストレスなどの他に、ピロリ菌やくすりが原因となることもあります。
●急性胃炎
アルコールやタバコ、暴飲暴食、からい食べ物、ストレスなどさまざまな原因から引き起こされる胃の内側の炎症です。
みぞおちの痛みや胃のもたれ、吐き気、嘔吐、食欲不振などがおもな症状です。
胃カメラでは医師が実際に胃の中を目視できるので、自覚症状のない初期の胃がんの早期発見に有効です。
たまプラーザはら内科・消化器クリニックでは、ほとんど苦痛を感じない胃カメラを実施しています。
胃の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。