おならがよく出る、臭い……もしかすると病気のサイン?
こんにちは。
たまプラーザ駅 南口より徒歩2分の「たまプラーザはら内科・消化器クリニック」です。
今回は「おなら」についておはなしします。
おならの平均回数はだいたい1日に5〜6回ほど。
それ以上に出るからと言って必ずしも病気ということではありませんが、もしかすると腸からのSOSかもしれません。
SOSがあるときは、 善玉菌が減って腸内バランスがくずれ腸が疲れてしまっている状態です。
次は、原因や予防法をみてみましょう。
●便秘
●不規則な生活
●添加物・肉類などのとりすぎ
●ストレス
●病気
などが考えられます。
気になるおならの原因の多くは便秘です。
便秘は、悪玉菌を増やし腸内環境を悪化させるため腸がSOSを出しているのです。
おならが出やすい・においがする時は慢性胃炎・過敏性腸症候群・大腸がんなどを疑う時もあります。
これらの病気は胃や腸が弱まったり、腸が細くなり便秘になったりすることが原因でおならがよくでるようになるのです。
この他、吞気症(どんきしょう)でもおならが出やすくなることもあります。
呑気症とは、早食いなどで空気をたくさん飲んでしまうことが原因でおこりげっぷもよく出る病気です。
善玉菌を増やし、腸内環境を整えることでおならを予防・改善しましょう。
心がけたいことは、
●バランスの取れた食事をとる
●ストレスをためない
●十分な睡眠
●適度な運動
などです。
特に食事では、善玉菌を増やすために食物繊維・乳酸菌・ビフィズス菌などが含まれるキムチや漬物、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品を積極的にとることをおすすめします。
乳酸菌は加熱すると死んでしまうので、チーズは加熱していないナチュラルチーズを選びましょう。
また、食事だけに注目するのではなく、運動や睡眠をとりストレスをためない生活を送ることが大切です。
腸内環境の悪化は全身状態に影響を与えます。
おならの他にも「便秘や下痢をくりかえす」「おなかがはる」などの症状が続く方は、病気が隠れている場合もありますので一度医療機関に相談してみましょう。
たまプラーザはら内科・消化器クリニックでは、症状に合わせた生活習慣改善のアドバイスも行っています。
気になる症状があるときはお気軽にご相談ください。