逆流性食道炎ってどんな病気?放置するとどうなる?
こんにちは。
たまプラーザ駅 南口より徒歩2分の「たまプラーザはら内科・消化器クリニック」です。
「胸やけがする」「のどがヒリヒリする」
このような症状はありませんか。
このような症状が続く場合、もしかしたら逆流性食道炎が原因かもしれません。
逆流性食道炎とは、加齢などにより胃酸が胃から食道に逆流することで、 食道の粘膜が炎症を起こしている状態です。
逆流性食道炎は、問診や内視鏡検査(胃カメラ)で診断されます。
今回は、逆流性食道炎の症状や治療法についてお話します。
逆流性食道炎は、おもに下記の症状があります。
●胸やけ
●酸っぱいものが上がってくる
●のどのヒリヒリ感
●声のかすれ
●咳
●胸、みぞおちあたりの痛み
●げっぷが良く出る
症状の感じ方は人によってさまざまです。
胸やのどのあたりに違和感がある場合は、医師に相談することをおすすめします。
また、逆流性食道炎を放置するとおこりやすい病気は、下記に挙げたものなどがあります。
●睡眠障害
●食道がん
胸やけなどの症状は睡眠中や食後など一時的なのでつい放置してしまいがちです。
けれども、 粘膜の炎症を放置することでがんになる可能性があることが分かっています。
●内服薬
●食生活の改善
●生活習慣の改善
おもに胃酸の分泌を抑えるお薬が処方されます。
服薬と同時に食生活や生活習慣も見直しましょう。
たとえば、脂肪やたんぱく質が多い食事、タバコ、アルコール、コーヒーなどを控えるなど。
辛いものや甘いもの、食べ過ぎや早食いを避けることも大切です。
生活習慣では、食後はすぐに横にならない、枕を高くして寝る、ベルトを締めすぎないなど胃を圧迫しない、胃酸が逆流しないように気を付けることがポイントです。
逆流性食道炎は珍しい病気ではありませんが、症状がひどくなると食欲がなくなったり、夜よく眠れなかったりします。
生活の質を落とさないためにも早めの検査、治療をおすすめします。
たまプラーザはら内科・消化器クリニックでは、鎮静剤を用いた苦痛をほとんど感じない内視鏡検査を行っています。
気になる症状やつらい症状がある方はぜひご相談ください。
逆流性食道炎は適切な治療で改善できる病気です。早めの受診をおすすめします。